[[ryuchi's wiki pages]] *ガイガーカウンタ [#dc244a46] ※お詫びとお知らせ※~ URLが間違っていました。 正しい URLのページに移動しました。~ → [[DEVICE/Sensor/ガイガーカウンタ:http://www.ryuchi.org/wiki/index.php?DEVICE%2FSensor%2F%A5%AC%A5%A4%A5%AC%A1%BC%A5%AB%A5%A6%A5%F3%A5%BF]]~ 今後は 正しいURLのページを 更新します。 お手数をおかけしますことをお詫びいたします。 ---- ガイガーカウンタキットで放射線量を測定し、その結果を pachubeにアップロードして共有する。~ ガイガーカウンタは、[[Strawberry-linuxさん:http://strawberry-linux.com/]]や[[SparkFunさん:http://www.sparkfun.com/]] (日本からでも問題なく注文できます)で購入することが出来ます。ここでは Strawberry-linuxさんで 通信販売で入手できる[[ガイガーカウンタキット:http://strawberry-linux.com/catalog/items?code=53001]] を 使う場合を紹介しています。 - 用意するもの -- USBインターフェイスがあり Windows 動作可能なPC --- pahubeへアップロードするだけなら Windows XP/Vista/7 (32/64bit) が利用できます --- Strawberry-linuxさんが配布しているデータ表示ソフトは Windows 7では動作しないようです -- インターネット接続環境 (常時接続) -- Strawberry-linux ガイガーカウンタ (キットまたは完成品) ** Strawberry-linux ガイガーカウンタキット [#td4c0e05] 2011/03/24時点では 品切れとのことです。 &ref(CIMG9317.JPG,,20%);~ 購入して組み立てたガイガーカウンタキット。データをPCで収集するときは、USBケーブルを使い、動作用電源もUSBで供給されます。 写真では外部電源(ACアダプタ)で動作させていますが、USBケーブルを接続したときは不要です。~ 組み立ては付属のマニュアルに従って組み立てを行います。ガイガー・ミュラー管がデリケートですが、それ以外のパーツは 難しいパーツはありません。但し、マニュアルは簡略されているため、電子部品に対する基礎的な知識がないと組み立てが困難 だと思います。(初心者用のキットしか組み立てたことがない方には難しいでしょう) ●データシート・ファイルのセクション にある「説明書」は添付されるマニュアルと同じもののようです。(これより詳しいマニュアルはないようです。) 組み立てキットの購入を検討されるときは事前に説明書を一読することをお勧めします。~ ~ 組み立てが出来たら USBケーブル経由でPCに接続し、単体で正常に動作するか確認をしておきます。操作方法などは添付の 説明書に記載されています。~ ~ ** pachube への登録 [#rb8ee127] 小林 茂さんが [[レシピ39:自分の生活環境の放射線量を計測したい:http://www.yapan.org/main/2011/03/measure_radiation_dose.html]] で、SparkFunさんのガイガーカウンタで計測し、pachube に登録するための手順が詳しく書かれています。 pachubeへの登録については、共通ですので、このページに書かれている手順でpachubeに登録します。Feedsの単位なども あわせましょう。 - 登録ができたら、MasterApiKey と Feeds の値を確認しておきます。 ** Strawberry-linux ガイガーカウンタの準備と計測 [#z1edaf8c] - ActivePerl をインストールします。 -- ActiveState社さんのサイトから [[ActivePerl:http://www.activestate.com/activeperl/downloads]]をダウンロードして インストールします。 --- ActivePerl は ActivePerl 5.10以降の最新版を使います。 - ガイガーカウンタの計測ソフトを格納するディレクトリを用意します。 - 上記ディレクトリに Strawberry-linuxさんのサイトから 「PC側ソフト」をダウンロードして、圧縮ファイルを展開します。 -- Windows 7の環境では計測ソフト本体は動作しませんが、DLLを使うのでダウンロードして展開します。 - 展開して出来たフォルダから v2\gmcounter\gmgraph_1_0_0_2 の中にある gm.dll を取り出します。 - このページに添付してある スプリクト &ref(gm.pl); を 同じディレクトリに保存します。 - ガイガーカウンタキットを USBケーブルで Windows PCに接続します。 -- ガイガーカウンタキットは HID入力デバイスとして認識され、自動的にインストールされます。 -- ドライバのインストール等の操作は必要ありません。Windows に標準で用意されています。 -- すぐにガイガーカウンタが動作を始めます。モード切替などはありません。そのまま使えます。 - gm.plをダブルクリックする等で gm.plを起動させるとコマンドプロンプトが起動し、計測データを表示しますので、 動作を確認できます。 -- 1分毎に計測データを表示します。但し初回のみ 1〜2分の時間が必要です。 -- 動作をとめるには Ctrl-C を入力します。 -- <年><月>のディレクトリを作成し、その中にcsv形式で、測定データを保存します。 - pachube へ登録するための情報を設定します -- 設定は gm.cfg ファイルに記述します。 コマンドプロンプト等から 「notepad gm.cfg」 と入力して新規に作成します。 --- テキスト形式で 1行につき1項目を設定します。 --- フォーマットは 下記の形式です。 <設定項目>: <設定値> -- 設定する必須項目は 下記の2項目です --- MasterApiKey: --- Feeds: 注) Feeds に設定する値の拡張子は .csv になります。 - 再度、gm.pl を起動して計測し、pachubeへの登録状況を確認してください。 --- gm.cfg のサンプルファイル。 &ref(gm.cfg);~ ---- ** gm.pl について [#u9e46c24] *** 動作環境 [#xb543070] |対象OS| Windows XP/Vista/7|| |言語 |ActivePerl 5.10〜 || |DLL |gm.lib |Strawberry-linux社製 PC側ソフト に添付のもの| |その他|コマンドプロンプトで動作|| *** 設定 [#ee9a64bd] 設定ファイルは 同じディレクトリにある gm.cfg で固定 |項目|設定内容|デフォルト|その他| |MasterApiKey|pachubeのAPI マスターキーの値| (なし) | 省略時は pachubeへ登録しない| |Feeds |pachubeのAPI フィードの値 | (なし) | 省略時は pachubeへ登録しない| |Host |pachubeのAPIでアクセスするホスト名 (HTTPヘッダで使用) | api.pachube.com|| |Method |pachubeのAPIを送信するメソッド名| PUT | (変更しない) | |User-Agent |pachubeのAPIで送信するエージェント名|geiger-counter/1.0|| |Sensor |計測対象センサ No| 0 || |Port |pachubeへアクセスするときの TCPポート番号|80|| |Hostname |pachubeへアクセスするときのホスト名 | Host項目の値 || |Timeout |pachubeへアクセスするときのタイムアウト値|10|| |File |ローカルへ計測値を csvで保存の指定 |1|1:保存する 0:保存しない| - 項目の大文字、小文字は区別されません - 同じ項目が重複している場合は、下側に記述された値が有効になります - Host: の値は HTTPヘッダで使われます。Hostname: の値は IPアドレスの名前解決に使われます。 -- 通常は同じ値 (api.pachube.com) にします。 - 通常は MasterApiKey, Feeds の 2項目以外は追加する必要はありません。 *** 動作概要 [#s9df78c1] - gm.dll を経由して ガイガーカウンタにアクセスし、計測データの取得、リセットを行います。 - 毎分 0秒に 計測値を取得し、結果を pachubeへ転送します (Feeds, MasterApiKey の設定が必要) - 計測値を ローカルディスクに保存します。 -- <年><月> のディレクトリを作成、その中に <年><月><日>.csv というファイルを作成して保存します。 - 毎時 0分に ガイガーカウンタの計測値をリセットし、オーバーフローを防ぎます。 - 無限ループになっており、終了しません。 -- Ctrl-C 等で停止させます。 *** 保証・サポート [#h4b57e40] 一切ありません *** その他 [#b042513f] - Perl scriptで書かれています。 - 自由に改造して利用してかまいません。