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*PIC [#ba1a4612]

** 開発環境 [#e9f8b536]
- MPLAB IDE~
Microchip社が無償でリリースしているPICの統合開発環境。標準ではエディタ、アセンブラ、リンカが含まれる。また USBまたは シリアル経由でプログラマ・デバッガと接続され、作成されたバイナリをターゲットに書き込んだり、ソースレベルデバッグを行うことも可能。オプションで Cコンパイラを統合することも出来る。


**プログラマ [#adb092dc]
PICのone timeまたはFlash ROMにプログラム等のデータを書き込むツールを「プログラマ」または「ライタ」と呼ばれる。英文の資料等を参照していると、ライタと呼ぶのは日本だけだと思われる。また書き込む行為をプログラムする、とも言う。~
PICにプログラムする方法として主にPIC単体を専用のプログラマに装着して書き込む方法と、ターゲットの回路に実装されたままの状態で書き込む方法がある。~
- PICを専用のプログラマに装着して書き込む方法
-- PIC単体でプログラムするので、ターゲット回路の影響を受けずに安定して書き込める
-- デバッグ中は何度もターゲットとプログラマの間で抜き差しをするのでターゲット基板やPICにストレスが掛かることがある
-- 表面実装タイプなどで既にターゲットに実装されたものは書き換えが出来ない
- ターゲット回路に実装されたままの状態で書き込む方法
-- ターゲット回路と電源を含め 5本のワイヤで接続される
-- ISP (ICSP) InCircuit Serial Programming と呼ばれる
-- 書き込み用の通信ピンに電気的特性の制約がある (設計や実装が不適切だと読み書きできなくなる場合もある)
-- 表面実装タイプでターゲットに実装されたものでも書き換えが可能
-- デバッグ中でも PICの抜き差しがないので基板やPICにストレスが掛からない

** デバッガ [#e99adb14]
ICD(InCircuit Debugger) と呼ばれて言る。~
ターゲットプログラムをデバッグするときの補助ツール。ブレークポインタ、メモリウォッチ、ステップ実行など行うことが出来る。
MPLAB ICD2/MPLAB ICD3やREAL ICEなどの製品でサポートされる。PICkit2/PICkit3でも 一部のPICを除き対応している。

** 入手可能な主なプログラマ・デバッガ [#w6e08f38]

- Microchip社
ISPタイプのプログラマ・デバッガをリリースしている。
-- PICKit2
--- InCircuit Serial Programmingタイプのプログラマ。基本的に全てのPICに対応している。一部のPICを除き、InCircuit Debugger としても使うことができる。MPLAB IDEが対応している。コンパイルしたバイナリを直接書き込むことが出来るが、一部のPICでは専用のプログラムソフトウェアを使う必要がある。

-- PIC ICD2
--- InCircuit Serial Programmingタイプのプログラマ・デバッガ。基本的に全てのPICに対応しており PICkit2の上位機能版。ICD (InCircuit Debugger)として使うことのできるターゲットも多い。MPLAB IDEが対応していて、IDEからターゲットにプログラム・デバッグが可能。

-- PIC ICD2Lite
--- PIC ICD2と同等の機能を持ち、サイズがPICkit2になった小型版。一般販売はされていなかった。

-- PICkit3/PIC ICD3
--- それぞれ PICkit2/PIC IDE2の後継モデルで、高速化が行われている。MPLAB IDEが対応していて、IDEからターゲットに直接プログラム・デバッグが可能。

- 秋月電子
-- AKI−PICプログラマー Ver.4(完成ボード)
--- 完成品。PCとはシリアルを使って接続される。別に15Vの電源が必要。専用のゼロプレッシャーソケットにPICを装着してプログラムするタイプ。MPLAB IDEは対応していないため、作成されたバイナリは付属のソフトウェアを使ってプログラムする必要がある。デバッガ機能はない。

-- AKI−PICプログラマー Ver.3.5 キット
--- 完成品。PCとはシリアルを使って接続される。別に15Vの電源が必要。専用のゼロプレッシャーソケットにPICを装着してプログラムするタイプ。MPLAB IDEは対応していないため、作成されたバイナリは付属のソフトウェアを使ってプログラムする必要がある。デバッガ機能はない。別売りのバージョンアップファームウェアと入れ替えると Ver4 になる。
--- 組み立てキット。PCとはシリアルを使って接続される。別に15Vの電源が必要。専用のゼロプレッシャーソケットにPICを装着してプログラムするタイプ。MPLAB IDEは対応していないため、作成されたバイナリは付属のソフトウェアを使ってプログラムする必要がある。デバッガ機能はない。別売りのバージョンアップファームウェアと入れ替えると Ver4 になる。

-- AKI−PIC2プログラマボード(PICkit2互換)
---- Microchip社のPICkit2と互換機能を持ち、専用のセロプレッシャーソケットにPICを装着するか PICkit2 と同じようにターゲット基板に接続してプログラムする。

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