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IDEOS U8150-B †
日本通信が販売する Huawei社製のAndroid端末 IDEOS
購入時には本人確認などの手続きはない。
- 2010年12月にヨドバシカメラ店頭にて購入
- 通信には GLOBAL DATA(インターコミュニケーションズ)の sim (NTT docomoのMVNO品) を利用
- 使っている感想
- 小型。少しだけ横幅が広い印象があるが、概ね携帯電話と同じかそれより小さく気軽に携帯可能
- ディスプレイが小さく、QVGAサイズ (320x240)は、狭い。表示される文字が小さめ。ビューワとしては使える
- 通常の数字のみの電話番号を入力するなら問題ないサイズ。表示されるキーボードの種類によっては小さくタッチミスが頻発しやすい
- キーボード等を表示させると、アプリケーションの表示領域が狭く、実用性が低くなる
付属品 †
- ACアダプタ
- 入力: AC100〜240V 50/60Hz 0.2A
- 出力: DC 5V 1000mA出力
- 出力側は 普通のUSB TypeAの端子
1000mA程度の容量があれば 汎用のアダプタで代替可能と思われる。また これを汎用のアダプタとしても利用できる
- アダプタの表示不良の問題があり。該当品は無償回収対象。電気的・安全上には問題ない様子。
その後、別の形状のアダプタが同梱されて出荷されているらしい。
無償交換すると、違うタイプのアダプタに交換されるという情報あり。
- USBケーブル
- TypeA - microB
ケーブル長 約20cm 実は、手持ちのケーブルを使っていたことが後に判明。付属のものはもっと長い。
- イヤホンマイク
- バッテリー (本体に内蔵されていた)
- バックカバー
- b-mobile通信カード(SIM)
USB接続 †
排他的に下記のモードが利用可能
- マスストレージモード
- 内蔵のmicroSDを Windows PCからアクセス可能
内蔵のmicroSDは、電池を外さないと交換できない
- テザリングモード
- ネットワークデバイスとしてアクセス可能。モデムのように利用可能 (アクセスする回線は Wifi, 3Gは Android側の設定による)
- テザリング中でも Androidアプリケーションの利用は可能。
Androidアプリケーションもネットワークの利用が可能
通信 †
- Wifi
- 802.11g で接続 セキュリティキーは WEP 128bitキー
- 3G
- MVNO業者(インターコミュニケーションズ)のFOMA回線用SIM (データ通信専用)
- 通信速度を試したタイミングでは 約1.3Mbps(DownLink?)だった
テスト時には バックグランドでも別の通信が行われていたので、実際にはもう少し早かったはず。
- ハンドオーバーが若干弱いみたい。 電車で移動中にアクセスしていると 3G回線が切れることがある
- 付属の10日間のライセンス付き IDEOS用 U300の場合
- 通信速度は概ね 200〜300kbps程度。
- HSDPA(実質 1〜2Mbps弱程度)に慣れていると、300kbpsは遅く、反応が悪く感じる。通信が遅い分待ち時間も長い。
- 10日間試したのちは、ライセンスを延長せず。
通話 †
- NTT docomo で タイプS バリューで契約しているSIMに入れ替えて発信と着信の確認
- モバイルIP電話
- 日本通信さんのサービス。アナウンスではIDEOS専用。申し込み時にはIDEOSや、U300のSIMがなくても可能。
開通には IDEOSから専用アプリケーションをダウンロードして 手続き。
twitterなどの情報によれば、Android端末で専用アプリケーションをダウンロードして実行すれば IDEOS以外でも動作するらしい。(保証外の
使い方)
- 実際の通話を試したところ、音質的には エコーがある感じではあるが、通常の会話程度では問題にならないだろう。
しかしwifiで接続された環境でも音声の遅延が大きく、音声が途切れ途切れになる場合があることが気になる。慣れないと会話しにくいかも。
- 発信後に数字キーからトーン信号を入力できない。このため音声自動応答で、数字を入力して対応するものには使用不可。例えば 自動応答タイプの宅配便再配達受付システムで 荷物番号や、電話番号を入力することが出来ない、お問い合わせ窓口で予め問い合わせ内容のカテゴリを数字で入力して担当部署に転送するシステムなど。
テザリング †
- Wifiモード
- 3G回線と Wifiとの間で NATルーティングする。
- Wifiクライアント側に DHCPでアドレスを配布する
特に問題なく利用可
この状態で使っていると、発熱する。閉鎖された場所に置かないほうが無難だと思う。ズボンのポケットだと低温やけどの危険があるかもしれない。温度は後日測定してみたい。
- USBモード
- USBケーブルで接続
- Windows 7 (64bit) で動作確認
- USBテザリングを有効にすると ネットワークアダプタ 'Remote NDIS based Internet Sharing Device' が生成されて接続される
- 特にWindows 7側にアクセス情報などの設定を行うことなく通信することが可能
環境・アプリケーション †
- 日本語入力
- openwnn フリック入力対応版を androidマーケットからインストール
- MP3再生
- nullsoft社の winampで mp3ファイルの再生を確認
- microSD
- 2GBと 8GB(SDHC class6) でアクセスを確認
- USBで接続し、マスストレージモードにすると Windows PC側からマウントしてアクセス可能
- radiko
- androidマーケットからインストール
- 再生可能だが、しばらくすると止まるような感じ。詳細は不明だが、バッファを大きめにすると良い。
- ときどき音声が大きくとぶ。飛び方が大きく、タイムスタンプのずれ、という程度ではない。
- WifiまたはUSBテザリングで Windows PCと接続し、Windows PC側で radikoの再生は特に問題はない様子。
電源 †
- microUSBケーブル経由で給電
- eleloop USB出力付でも充電可能
- 下記の製品では、空の状態から約半分までしか充電出来なかったが、電池を交換しながら使うことも可能
その他 †
- ユーザ登録は b-mobileの回線で接続して行う必要がある
- 付属の b-mobile U300 SIMを利用すればよいはず。まだ、開通手続きをしていないので不明。
- 構造的に microSDは電池を外さないと、交換できない。(物理的な制約)
- 付属のACアダプタと
USBケーブル 手持ちのUSBケーブル

- 外観

- 起動中 (起動してホーム画面が出るまでに少し時間を要する)

- 起動後の画面

- 裏蓋をはずし、内蔵のバッテリーと データ通信に利用したSIM

当然、技適マークもついています。
電池収納部の上にmicroSD用のスロットがある。電池を外さないと microSDの交換が出来ない。