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注意事項 †
電子工作をするときに、必要な注意事項。
- 実際に電子工作/製作作業を行う場合は、各自の自己責任の範囲において作業してください
- 製作した結果について、このサイトの製作者/管理者は、その責を負いません
基本的な注意事項が書いてあります。このほかにも注意すべき点は多々あります。常に安全に注意し、怪我や事故のないように
気をつけましょう。
もし、おかしな記述があれば、アドバイスをお願いします。
経験のない方や、不安のある方は 必ず読んでください。不明な点があれば、そのままにせず、確認してから作業に入ってください。
以下の注意事項は、近くで作業を見学等する方も同様です。
小さなお子様について †
- 小さなお子様がいる場所で、かつ他に保護者がいない場合は、作業をしない。
- 小さなお子様が、思わぬ行動をされたときに、適切な対応ができずに、お子様やご自身が怪我をされる原因になります。
- 小さなお子様を、作業している場所に近寄らないように注意してください。高温になった半田こてに触られて火傷をされたり、小さなパーツや金属片を誤飲すると危険です。
- 小さなお子様が工具類やパーツ類をいたずらしたり、誤飲したりしないよう、手の届かない場所にきちんと保管してください。
作業時の注意 †
- 作業をするときは 必ず、目を保護してください。
- 「保護めがね」または「安全めがね」という名称で保護具が販売されていますので、必ず着用してください。
- 目を保護する器具は、近くで見学する人にも必ず着用します。
- 目を充分な範囲で覆うめがね(色の薄いサングラス等を含む)をしている場合は、保護具がなくても大丈夫ですが、めがねに傷が付く恐れがあります。なるべく保護具の着用をお勧めします。(多くの保護めがねは 通常のめがねをしたままでも使用できます)
- 半田付けをするときには、高温で溶けた半田が 飛び散り、目に入る危険があります。最悪の場合、失明する恐れがあります。
- ドリルなどを使って、ケースを加工する場合も、切削くずが飛び散る可能性があります。目に入ると、大変危険です。
- 金属加工などをした場合、切削くずを息で吹き飛ばしてはいけません。これも切削くずが飛び散り危険です。
- 吹き飛ばす前に息を吸い込むと、細かい金属粉を吸い込む恐れがあります。
- マスクをしましょう
- 半田付けをするときは、半田に含まれているヤニや、フラックスが蒸発します。卓上換気扇などが販売されていますので、それを利用することを考えても良いでしょう。
- ドリルや切削工具等で、加工するときは 細かい金属片を吸い込まないように マスクをしましょう。
- マスクは、市販されている一般的用でOKです。
- マスクに使用したガーゼは半田に含まれるヤニ、フラックスや金属粉などが付着するので、使い捨てにしてください。
- 喫煙や飲酒しながらの作業は絶対にしてはいけません。
- 適度に休憩をはさんでください。
- 疲労は、思わぬ怪我や事故の原因になります。適度に休憩を取りながら作業します。
- 特に飲酒しながら作業をしてはいけません。事故の原因になりますので、休憩中も飲酒は厳禁です。
- 可燃性のものがあるときに、喫煙しながらの作業は危険です。たばこは、休憩のタイミングで喫煙してください。
- 半田こての近くに燃えやすいものを置かないでください。
- 半田こての扱いには常に注意し、他のものを焦がしたりしないように注意してください。
作業を中断するときの注意 †
- 作業を中断して、席を離れるときは必ず半田こてやその他工具類のプラグをコンセントから外してください。
- 半田こては、高温になります。火傷には充分注意し、半田こてに対応したスタンド等を使ってください。
- 半田こてのプラグを抜いたあとでも、冷えるまでには時間を要します。時間に余裕がある場合は、必ず 冷えたことを確認してください。
- 早めに作業を終了するようにし、工具をしまう時間を確保するようにしてください。
作業時の頭髪や服装に関する注意 †
- 頭髪の長い人は、予め短くカットされることをお勧めします。
- 目安としては、前髪は 眉にかからない程度、後ろは、肩にかからない程度が良いでしょう。
- 長いまま作業をする場合は、髪を束ね、上着の内側などに入れて、外に出ないようにします。また、帽子をかぶり、前かがみな状態になった場合に、髪が前に垂れないように注意してください。
- 髪が前に垂れると、作業の妨げになったり、工具に触れたときに、思わぬ怪我をする原因になります。
- 半田こてに髪が触れると、髪が燃え、火傷を負う可能性があります。
- ドリル等、回転する工具に巻き込まれると、怪我の原因になります。
- 服装は、長袖、長ズボン等を着用し、なるべく肌が露出しないようにします。また燃えにくい素材を使っているものにしてください。化繊は熱に弱く、万が一のときに火傷がひどくなることがあります。
- 作業服の専門店等で、作業服を購入・用意するのも良いでしょう。作業服は店員さんと用途などを相談して選択されることをお勧めします。
- 服装は、多少傷がついたり、汚れが付着しても良いものを使いましょう。
- 女性の場合、スカート等は着用せず、ズボンを着用してください。
工具の扱いの注意 †
- 工具には正しい使い方および、保管管理方法があります
- 工具類に付属している説明書を正しく読みましょう。
- 読んだあとは、いつでも参照できるようにきちんと保管しておきましょう。
- 道具の手入れ方法を確認し、適切な手入れを行ってください。
- 不適切な工具の使用は 怪我の原因になります。正しい使い方がわからない場合は、作業をしないでください。
- 不具合のある工具類は正しく手入れ・修理等が終了するまで使ってはいけません。
事故発生時の注意 †
万が一、不幸にして事故が発生したときは、自身や周りの人の安全を最優先に判断・行動します。
- 非常停止・緊急停止などの操作スイッチがある場合は、それを操作し、工具や装置を停止させます。
- 電源等を切断でき、切断した方が安全な場合は、切断します。それが装置等を破壊することにつながっても、人の安全が優先されます。
- しかし、無理に工具や装置を停止させる必要はありません。危険な場合は速やかに退避し、警察・消防などに通報し、その指示に従ってください。
- 事故が発生したときは、工具・装置その他機械や製作物の保全はあきらめるべきです。
体調管理の注意 †
- 体調のすぐれないとき、疲労していたり、眠気のあるときは 作業をしないでください。また作業中に、体調に不調を感じたら作業を中止し、コンセントから工具類のプラグを抜いてください。
- 集中できなくなり、集中力が散漫になると、思わぬ事故を招く危険があります。体調が充分に回復してから、作業を再開してください。
- 時間的にも充分な余裕をもって作業をしましょう
- 余裕のなさは、集中力を欠き、危険な状態になりがちです。
- 酒気が残っているときは、作業をしないでください。正しい判断が出来なくなったり、事故の原因にもなります。
趣味や簡単な作業だとか、仕事上の作業だとか、そんなことは関係なく事故は発生します。
安全は、誰のためでもなく、作業をされる方自身のものです。事故が発生してからでは、遅いので、常に安全に注意してください。